インターコンチネンタルホテルなどがあるIHGグループは、昨今のコロナウイルスの影響を考慮して、4月30日までの世界各国のホテルでキャンセル料の免除することが発表されました。
1月ごろから中国本土や香港など、2月末からはイタリアと韓国などを段階的にキャンセル料免除を行ってきましたが、
WHOの「パンデミック」宣言を受けて、対象が世界各国の全ホテルになりました。
また、上級会員プログラム「IHGリワーズクラブ」の上級会員資格を達成するために必要な基準となる、獲得ポイント数や宿泊数が引き下げられました。
ゴールドエリート資格が、通常10泊または10,000ポイントから7泊または7,000ポイントに。
プラチナエリート資格が、通常40泊または40,000ポイントから30泊または30,000に。
スパイアエリート資格が、通常75泊または75,000ポイントから55泊または55,000ピントにそれぞれ軽減されます。
宿泊・ポイントの獲得期間は1月1日~12月31日までなので、これまで獲得した泊数やポイントも有効になります。
※ボーナスポイントはカウントされませんので注意。
IHGのポイントは「1USDごとに10ポイント(ホテルによっては5ポイント)」付与されます。
なので、仮にゴールドエリート資格を取得するには、
7,000ポイント/10ポイント = 700USD
つまり宿泊で約7万円使えば、たった1泊でもゴールドエリート資格になれることも可能です。
ただし、IHGは他のホテルの上級会員のような"ラウンジアクセス"や"朝食"が付きません。
※ANA-SFCおよび上級会員は日本国内のANAホテルズにおいて、"SFCプラン"などで10%引きや朝食無料が付いてきます。
他のホテルチェーンは今のところ(3月14日現在)同様の処置は発表されていませんが、今後の動向次第では発表がある可能性があるかと思います。